Journal Room
過去の記録は、
時間の移ろいの中で、
静かに意味を変えていきます。
いまのあなたに近い一篇から。
いま、あなたの時間に近い記録。
vol.29 その人が、場になる。
通っているはずのものが、残る。
消えない輪郭が、場をつくる。
ひらく
vol.28 涙と泪
理由の前に滲む水。
ひらく
vol.27 笑いながら、歌う
笑っている言葉の中に、
外に出なかった感情が残る。
ひらく
vol.26 憧れが輪郭を消すとき
似ているのに、
本人が見えなくなるとき、
そこにはすでに別の像が立っている。
ひらく
vol.25 懐かしさの正体
-思い出ではないー
初めてなのに、
知っている感覚がある。
ひらく
vol.24 目に宿る意志
その瞬間、
意志は表情ではなく、目に現れる。
ひらく
vol.23 役は選ばれる
どれだけ演じても、
そこから外れることはない。
重なっていく役が、
その人の輪郭をつくる。
ひらく
vol.22 核が響き合うとき
近づくほど、
輪郭が薄くなる関係と、
触れるほど、
澄んでいく関係がある。
ひらく
vol.21 途中の状態が、役として立つとき
整った言葉の前に、
まだ触れきれていない状態が残っている。
ひらく
vol.20 澄んだ表現
表現の揺れは、
内側の揺れの形である。
ひらく
vol.19 未来の空気を読む
空気は、時間より先に変わる。
ひらく
vol.18 カンナ8号線
-音楽に飲み込まれる夜-
声とメロディーが重なる瞬間、
夜の空気が生まれる。
ひらく
vol.17 完成しているのに、いま生まれているように聴こえる
整っているのに止まらないものと、
整っているのに終わってしまうもの。
その差はどこで閉じたかに現れる。
ひらく
vol.16 両足がそろう瞬間
時間が過去を終わらせるのではない。
意味が届いたとき、やっと終わる。
ひらく
vol.15 照れ屋という手がかり
出せないのではない。
出すことに、わずかな抵抗がある。
ひらく
vol.14 見られるために立つ身体
引き寄せながら、入らない。
その矛盾が、表現に残る。
ひらく
vol.13 心の温度
-同じ表現でも、見え方は変わる-
同じ表現でも、
触れるたびに温度は変わる。
ひらく
vol.12 なぜ今それをやるのか
行為は、時間の中に置かれたとき、
はじめて位置を持つ。
ひらく
vol.11 俳優が消える瞬間
同じ俳優だと気づかないまま
見てしまう瞬間がある。
そこには、俳優ではなく
人物が立っている。
ひらく
vol.10 同じ言葉、違う声
同じ言葉を話しているはずなのに、
声だけが違う瞬間がある。
ひらく
vol.09 音への触れ方に出るもの
動きではなく、触れ方にでるもの。
ひらく
vol.08 表現に残るもの
声の高さや、間の取り方。
その人が世界に触れるときの感覚は、表現の中に静かに残ってしまう。
ひらく
vol.07 見えている層
同じ言葉でも、
人はそれぞれ違う層を見ている。
ひらく
vol.06 人の物語を、少し自分として見てしまう
誰かの出来事が、
自分の未来に少しだけ触れてくる。
ひらく
vol.05 揃っていない方が正確
揃っている言葉より、
ずれた選び方の方が正確なことがある。
ひらく
vol.04 ズレが残るとき
気づかれないまま、
残る表現がある。
ひらく
vol.03 表現が似合う瞬間
演出ではなく、
その人に触れてしまったもの。
ひらく
vol.02 目は、ときどき言葉より先に語る。
目は、
ときどき言葉より先に人を語る。
ひらく
Raffiné