映画やドラマ、ブランドの仕事も、
道枝駿佑さんは、
「アイドルだからこそ頂いたチャンス」
であることを忘れてはいけないと語る。

道枝さんにとって、
アイドルは憧れて選んだ生き方であり、
誰かの日々の原動力になれる仕事でもある。

その価値を、
自分自身が活動の中で実感している。
一方で、2021年のドキュメンタリーでは、
「ジャニーズなんてって思う人いるでしょ 絶対」
と語っていた。

自分が信じる価値が、
世の中でも共有されているとは限らない。

そして今は、
「うちの事務所のアイドルはひと味違うんだぞ」
と知ってもらいたい、見せたいと語る。

自分たちが大切にしているものの価値を、
仕事で示そうとしている。

活動の幅が広がるほど、
アイドルに関心のなかった人の前にも立つ。

そこでの自分の仕事が、
アイドルへの見方にもつながっていく。
「そこがぶれたらダメ」
「次の世代へ伝えつないでいきたい」

憧れて入った世界を、
自分も担う側に立つ。

活動の場が広がるほど、
自分の仕事を通して、
アイドルを知る人も増えていく。

だからこそ、
自分が大切にしてきた価値を、
一つひとつの仕事で示そうとする。

その意識が、
自分を律する力になっている。

つながる一篇


vol.48 アイドルを裏切らない

「ドームに行けたら」ではなく、
「ドームに連れて行く」

そのアイドルは、
まだ叶っていない夢を、
ファンとの約束として語る。

夢は、叶う前から、
その人の言葉や佇まいを、どう変えるのか。