美学思想家 古川玲奈
私は、「佇まい」を
一般的な雰囲気や印象として捉えていません。
人の内側には、
思考や感情との付き合い方、価値観、生き方。
一人ひとり固有の構造があります。
その内側の構造は、身体、言葉、振る舞い、
表現、作品、空気、場への作用など、
さまざまな外側へ翻訳されます。
その総体を、「佇まい」と定義しています。
表現者が生み出すものは、
作品だけではありません。
人は、
その生き方を纏い、
思考を滲ませ、
感情との付き合い方を残し、
存在そのものを、世界へ映している。
その人の内側が、
どのように佇まいとなって現れているのかを
読み続けています。